バドミントンとは?(道具) フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

バドミントンで使用される用具は以下の通りである。特に断りがない限り、競技用のものについて述べる。

■シャトルコック(競技規則上は、シャトル)

「羽(羽根)」または「シャトル」と呼ばれることが多い。シャトルコックという名前は以前鶏(コック)の羽で作られていたころの名残である。現在は試合球、練習球においても鶏の羽根のシャトルはほとんど使われていない。今日では以下のようになっている。競技規則上は、シャトルコックではなく、シャトルが正解である。日本バドミントン協会、世界バドミントン連盟の競技規則を参照していただきたい。クイズ番組では、シャトルコックを正解とする定番問題(ベタ問題)があるようだが、問題作成者は、しっかりとウラをとっていただきたいものである。

■ラケット

バドミントンのラケットは、テニスやスカッシュのそれと同じように、フレームにストリング(ガット)を張ったフェースと呼ばれる部分で球を打つ構造となっている。以前はフレーム部分が木製でたいへん重く、木材の歪みを防止するために、使用後は専用の器具で固定しておかなければならなかった。ストリングには動物の内臓など(通常ヒツジの腸、ストリングの別名のガット(英語で内臓の意)の語源でもある)が使われていた。今日では技術の進歩により、以下のようになっている。

■フレーム

全長で680mm以内、幅は230mm以内と規定されている。
カーボン繊維を中心に、複合素材としてチタン等の金属が使われている。後者は主にラケットヘッドのねじれを低減したり、重量バランスを調整したりする用途で用いられる場合が多い。ケブラー等の素材が使われているものもある。
木製→金属製→カーボン製と材質が軽量化、高弾性化したことで、選手のフォームが肩を中心としたスイングから手首や指を使うものへと変化し、その結果、打球やゲーム展開が高速化した。また、ストリングを高テンション(張りの強さ)で張れるようになった。
金属製のラケットはヘッドとシャフトが別々になっているものが多く、そのようなものはT字型の部品で固定されている。フレームとシャフトが異種素材であるものも同様である。ただしこのようなラケットは、消耗と共に抜けやすくなる。
従来の卵形のヘッドのラケットの他に、ヘッドの形状をやや四角型に成型し、中央部のストリングスが長い部分を増やすことで、スイートスポットと呼ばれる快適に打つことが出来る部分を広げたラケットが、各メーカーで製造されている。現在では、後者がむしろ主流となりつつある。
 近年、ナノテクノロジーやゴムメタルを採用した高反発、軽量なラケットも登場している。

■ストリング(ガット)

ストリングが張ってある部分をストリングド・エリアという。その部分の大きさは、縦280mm以内、横220mm以内と規定されている。
ナイロンなどの化学繊維を細かく編んだものが主に用いられている。
ストリングのテンションは低くて20ポンド弱、高くて30ポンド強である。高テンションで張ると打球音がよくなり、インパクト時のブレが少なくなるためコントロール性が向上するが、ある程度パワーや技術が無ければシャトルが飛ばなくなり(スイートスポットが狭くなる)、また肘などへの反動も大きくなるため、上級者ほど高テンションで張ったラケットを使う傾向がある。ただしプレースタイルにもよる。
ストリングは縦糸・横糸共に22本ずつであり、縦糸の左右最後の一本は穴(グロメットホール)を一本飛ばして通す。ただし検定品でない安価なラケットの場合はストリングの本数がいい加減なものもある。

■ハンドル(グリップ)

多くは木製で、それを土台としてシャフトを埋め込み、釘で固定してある。
ハンドル(手で握る部分)にはほとんどの場合、合成レザーのグリップテープが最初から巻かれている。ただしグリップ性能の問題からそのままの状態で使用するプレーヤーは少なく、レザーの上にポリウレタン等でできた別売りのグリップテープ(オーバーグリップ)を重ねて巻いたり、レザーを剥がして木の上に直接グリップテープを巻く人が多い。
オーバーグリップには大別してポリウレタン製のものとタオル地のものとに大別される。ポリウレタン製のものはよく延びるため太さの調節もしやすく、糊などは使わずにテープ一枚で固定できることから取替えも手軽であるため、多くのプレーヤーが使用している。中にはフィット感を高めるために、ウレタンの凸凹がついている物もある。一方タオル地のものは、表面がタオル上の布の裏に両面テープがついており、それをハンドル部分に貼り付けて使用する。汗をよく吸うため、手のひらに汗をよくかく人が好んで使う。また使っているうちに、タオルが手の形になじんでくる点も好まれている。ただし使っているうちに硬くなるので、耐久性の面ではポリウレタン製に劣る。

■その他

余談だが、現在のバドミントンラケットはその軽さとガットの網目の細かさが手ごろであるため、スズメバチなどの大型の虫を駆除する道具の一つとして使用されることもある。

■ウェア(ユニフォーム)

バドミントン競技は、動きが激しく、また、それにより多くの発汗を伴うため、伸縮性・吸湿性・速乾性・防臭性などが優れた高機能素材のウェアが好まれ、選ばれている。
以前は白地でなければならない等のルールがあったため、非常に地味でファッション性の乏しいウェアが多かったが、規制が緩和された現在ではカラフルなウェアを使用できる。
日本国内の公式大会で着ることができる色つきのシャツやパンツなどは、日本バドミントン協会の検定審査合格品でなければならない。検定審査合格品でないウェアは、「見苦しい服装」として失格処分となる可能性がある。ただし上下とも白で無地のものは、検定審査合格品でなくとも使用できる。
2000年代初頭まではショートパンツは前ファスナー付きのものが多かったが、現在はジャージ形式のものが主流である。一方、ゲームシャツはポロシャツを使用することが多い。

■シューズ

バドミントンはストップ&ダッシュの連続でフットワークの技術も特殊であるため、ほとんどの場合で専用の屋内用シューズを使用する。特に踵の部分のショック吸収性と、左右の動きで生じるズレやつぶれ等に対する強さに重点を置いているものが多い。

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